“ロシアがウクライナの政権転覆目指す動き” イギリス外務省

軍事的な緊張が続くウクライナ情勢をめぐってイギリスの外務省は、ロシアが欧米寄りの政権を転覆させ親ロシア派の政権樹立を目指す動きがあると発表しました。
これに対してロシアは偽の情報だと反発しています。

ウクライナの国境周辺にはロシアがおよそ10万人とされる軍の部隊を展開し、緊張が続いています。

こうした中、イギリス外務省は独自の情報に基づく分析として、ロシアがウクライナで欧米寄りのゼレンスキー政権を転覆させ、親ロシア派の指導者による政権の樹立を目指す動きがあると発表しました。

この指導者について元議員のムラエフ氏が最も有力だとしているほか、アザロフ元首相など4人の名前を挙げてロシアの情報機関と接触していると指摘しています。

また、ロシアがウクライナへの軍事侵攻と占領を計画しているとしていて、イギリスのトラス外相は「大きな戦略的誤りであり、深刻な代償を支払うことになるだろう」と述べました。

これに対してロシア外務省は偽の情報だとしたうえで「挑発的な行為をやめるよう求める」と反発しています。

ウクライナ情勢をめぐり、イギリス政府はロシアへの批判を強めていて、今月17日、ウォレス国防相は、自衛のためとして、ウクライナに兵器の供与を始めたことを明らかにしています。