政府 新たな国家安保戦略など改定へ 本格的な検討作業始まる

新たな国家安全保障戦略などの改定に向け、政府は今週から、秋葉国家安全保障局長と外務・防衛両省の幹部らが有識者を対象にヒアリングを始めるなど、本格的な検討作業に入ることになりました。

岸田総理大臣は、日本を取り巻く安全保障環境が急速に厳しさを増しているとして、国家安全保障戦略と防衛計画の大綱、それに中期防衛力整備計画のいわゆる安全保障関連の3つの文書を年末までに改定する方針です。

これに向け、政府は本格的な検討作業に入ることになり、秋葉国家安全保障局長と外務省の岡野総合外交政策局長、防衛省の増田防衛政策局長らが、今週26日から有識者を対象としたヒアリングを始めることになりました。

ヒアリングを行う対象は、いずれも国家安全保障局長を務めた谷内正太郎・元外務事務次官や北村滋・元内閣情報官のほか、自衛隊トップの統合幕僚長を務めた折木良一氏ら、経済安全保障や宇宙・サイバーなどの新たな領域にも詳しい有識者などを検討しています。

新たな国家安全保障戦略をめぐっては、自民党の安全保障調査会がことし5月をめどに提言をまとめたいとしていて、政府はヒアリングの内容や党の提言を踏まえて検討を進めることにしています。