日本に退避のアフガニスタン人に相談会 就労や在留資格など

混迷が続くアフガニスタンから日本に退避するアフガニスタン人を対象にした相談会が開かれ、日本での就労や在留資格などをめぐり多くの相談が寄せられました。

アフガニスタンでは去年8月、イスラム主義勢力タリバンが権力を再び掌握しましたが、情勢の不安定化を受けて、現地の日本大使館などで働くスタッフや、その家族などが日本に退避しています。

22日、東京都内で開かれた相談会は、長年難民などの支援を行うNPOなどが共同で開催し、弁護士らが無料で相談に応じました。

この中では、アフガニスタン人の退避者から「日本での就労や社会保障が認められるための在留資格を得るにはどうしたらいいのか」とか「就労に必要な日本語の教育がどこで受けられるのか」などといった相談が多く寄せられました。

また、家族を現地に残したまま日本に退避した人からは、タリバンが統治を進めるなか、家族が危険な状況にないか心配だといった不安の声も聞かれたということです。

主催した「アフガニスタン退避者受け入れコンソーシアム」の折居徳正運営委員長は「日本に退避した人たちにとって、生活をしていくうえで就労や在留資格は大きな問題になっている。相談会で必要な支援に結び付けるとともに、アフガニスタン人どうしでの交流も深めてもらって、互いの情報交換の場としてもらいたい」と話していました。