新型コロナ感染拡大 在日米軍外出制限 今月末まで7日間延長

在日アメリカ軍の施設区域などで行われている、新型コロナの感染拡大を受けた不要不急の外出制限について、日米両政府は、なお予断を許さない感染状況にあるとして、今月24日としている期限を今月末まで、7日間延長することを確認しました。

在日アメリカ軍の施設区域などでの新型コロナウイルスの感染拡大をめぐっては、周辺自治体で感染が広がった原因になっているという批判も出ていることを踏まえ、日米両政府の取り決めに沿って今月10日から14日間、軍関係者の不要不急の外出が制限されています。

そして今後の対応について日米両政府が協議した結果、沖縄や山口を中心に、各施設区域などは、なお予断を許さない感染状況にあるとして、週明けの今月24日としている外出制限の期限を今月末まで、7日間、延長することを確認しました。

また外出制限のほかにも、施設区域の内外でのマスクの着用義務や、兵士らに対する出入国時の検査も継続されるということで、日本政府は引き続きアメリカ側と緊密に連携しながら、感染対策の徹底に取り組んでいきたいとしています。