栃木県 まん延防止等重点措置の適用 政府に要請

栃木県は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることなどからまん延防止等重点措置の適用を政府に要請しました。

栃木県では、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」などの影響で、20日発表された新規感染者が、19日より100人余り増えて初めて400人を超えるなど感染の急拡大が続いています。

また、病床使用率も高まっていて、20日時点で28.3%となっています。

こうした状況から、栃木県は、対策を強化する必要があるとして21日午後5時から対策本部会議を開いたうえでまん延防止等重点措置の適用を政府に要請しました

適用された場合には、県内すべての市と町を対象地域とする方針で県独自の対策としては、飲食店の営業時間を、感染防止対策が適切に取られていると県が認証した店では最長で午後9時まで、認証を受けていない店では午後8時まで、それぞれ短縮するよう要請することを想定しています。

また県立学校では、部活動を原則中止にすることを決め、小中学校でも部活動を控えるよう県内の市と町に呼びかけています。