佐賀県 まん延防止等重点措置の適用 24日にも要請へ

新型コロナウイルスの感染の急拡大を受けて、佐賀県の山口知事は「まん延防止等重点措置」の適用について、国との協議を始めたとしたうえで、今月24日にも要請を行う方針を明らかにしました。

佐賀県内では新型コロナの新規感染者が、20日まで3日連続で200人を超えるなど感染の急拡大が続き、県は20日「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する方針を決めました。

これについて山口知事は21日の記者会見で「いま国との協議を開始したところで、今月24日にも県の考え方を示したい」と述べ今月24日にも要請を行う方針を明らかにしました。

さらに適用された場合、開始が来週半ば以降になるという見通しを示したうえで「適用されるまでにタイムラグがあるが、福岡・大分と一緒になって取り組むことでメリットはある」と述べ、福岡・大分両県とともに感染防止に向けた対策を協調して行う考えを示しました。

一方、飲食店への営業時間の短縮要請については「国のルールにもとづくことになるが、飲食店へのダメージを少しでも食い止める形で方法を考えたい」と述べました。