北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受け国連安保理が緊急会合

北朝鮮が相次いで弾道ミサイルを発射したことについて、国連の安全保障理事会は、対応を協議する緊急会合を開きました。
会合に先立ち、アメリカや日本などが共同で声明を発表し「安保理決議に違反し国際社会の平和と安全を脅かすものだ」として北朝鮮を非難しました。

北朝鮮はことしに入って4回、合わせて6発のミサイルを日本海に向けて発射していて、それぞれ「極超音速ミサイル」や「戦術誘導弾」の発射だったと発表しました。

国連安保理は20日、アメリカやイギリス、フランスなどの要請に基づいて、一連の発射への対応を協議する緊急会合を開きました。

会合に先立ち、欧米などの安保理理事国7か国に日本を加えた8か国の共同の声明をアメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使が読み上げました。

声明では「ミサイルの発射は安保理決議に違反し国際社会の平和と安全を脅かすものだ」としたうえで「北朝鮮が違法行為をやめ、対話に戻るよう求める。われわれは前提条件なしに外交を行う用意がある」として、北朝鮮に対話に応じるよう改めて求めています。

安保理は今月10日にも北朝鮮をめぐり緊急の会合を開きましたが、中国とロシアが北朝鮮に対する制裁を緩和すべきだと主張して各国が意見を述べるにとどまり、今回も一致した対応をとるのは難しいとの見方が出ています。