焼酎やちゅうハイなど6月から値上げ 原料価格高騰受け 宝酒造

京都市に本社がある「宝酒造」は、原料の価格高騰を受けて焼酎の一部や缶ちゅうハイなど合わせて220商品について、ことし6月の出荷分から値上げすることを発表しました。

発表によりますと、宝酒造は「焼酎甲類」に分類される焼酎や缶ちゅうハイなど合わせて220商品について、ことし6月1日の出荷分から値上げするとしています。

値上げ幅は参考小売価格で1%から8%程度で、対象は会社が扱っている商品のおよそ2割にあたるということです。

海外から輸入している原料となるアルコールの価格の高騰や輸送費の上昇が主な要因で、焼酎や缶ちゅうハイの値上げは酒税の改定によるものを除くと、1991年以来です。

宝酒造は値上げについて「合理化と経費削減に努めてきたが、企業努力のみでコストアップを吸収することは極めて困難な状況になり、実施を決めた」としています。

一方、RCEP=地域的な包括的経済連携が発効し関税が段階的に撤廃されること受けて、中国から輸入している紹興酒など合わせて31商品については4月1日の出荷分から値下げするとしています。