日商 三村会頭「ワクチン・検査パッケージ」原則継続求める

政府がワクチンの接種証明などを確認して行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」を、原則として当面適用しないとしていることについて、日本商工会議所の三村会頭は、20日の定例会見で「医療体制はこの2年間で充実している」などと述べ、原則、継続するよう求めました。

この中で三村会頭は「ワクチン・検査パッケージを停止するというネガティブなことが出ているが、これを維持し強化すると発表して欲しかった」と述べました。

そのうえで「感染拡大防止を前面に出すだけでなく、社会経済活動と両立したいということで、政府などとは一致していると思う。過去2年間で医療体制は極めて充実して、保健所の機能強化も相当進んできた。その成果がこの第6波であらわれるところで、これまでとは状況が違う」と述べ、ワクチン・検査パッケージを原則、継続するよう求めました。