英ジョンソン首相 パーティー参加を釈明も 苦しい立場に

イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスの厳しい規制が続いていたおととし5月、首相官邸で開かれたパーティーに参加したことについて、仕事の一環だと捉えていたと改めて強調し、事前に警告を受けていたという元側近からの指摘に反論しました。ただ、与党内からは党首としての信任投票を求める動きも急速に強まっていて、苦しい立場に追い込まれています。

ジョンソン政権をめぐっては、新型コロナの感染対策で厳しい規制が続いていたおととしや去年、首相官邸などでパーティーを開いていた疑惑が次々と明らかになっています。

このうち、ジョンソン首相はおととし5月、官邸の庭で開かれたパーティーに参加したことを認め議会で謝罪したものの、仕事の一環だと捉えていたと釈明しました。

当時、首相の側近だったカミングス氏は17日、みずからのツイッターで、首相にパーティーだと警告したと主張したのに対し、ジョンソン首相は、18日「だれもルールに反しているとは言わなかった。これは絶対に言える。職務上のイベントとして参加した」と反論しました。

一連の疑惑については、政府内で調査が進められていて、ジョンソン首相は結果を受けて、声明を発表するとしています。

ただ、最新の世論調査で、ジョンソン首相について、職責をよく果たしていると答えた人は22%に落ち込み、与党・保守党内からも辞任を求める声が出ています。

さらに、党首として信任するかどうか保守党の下院議員による投票を行うよう求める動きも急速に強まっていてジョンソン首相は、苦しい立場に追い込まれています。