バスケットボールBリーグ コロナ感染相次ぎ選手の検査回数増へ

バスケットボール男子のBリーグで、選手の新型コロナウイルス感染が相次ぎ試合が中止されるなどの影響が広がっていることを受けて、Bリーグは、これまで2週間に1回行ってきた選手の検査の頻度を増やす対応を取ることになりました。

Bリーグによりますと、リーグではことしに入って複数のチームで選手やスタッフの新型コロナ感染が確認され、16日までに選手82人とスタッフ28人の合わせて110人に上っているということです。

このため、B1のリーグ戦が24試合中止となったほか、今月14日と15日に沖縄県で開催が予定されていたオールスターゲームが中止になるなど影響が広がっています。

こうした事態を受けて、Bリーグでは、これまで統一検査として、すべてのチームが2週間に1回、原則として月曜日にPCR検査を行ってきた検査の頻度を増やし、新たに統一検査のない月曜日と毎週木曜日に抗原検査を追加して実施することを決めました。

追加の検査は20日から来月24日まで行う予定で、Bリーグの島田慎二チェアマンは「追加検査をすることで精神的な安心感もあり、コートにウイルスを持ち込まないための最善の方法だと判断した」と話しています。