名古屋 コロナ自宅療養中に死亡の男性 オミクロン株感染を確認

名古屋市は今月11日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、自宅療養中に死亡した市内の70代の男性について、ゲノム解析の結果、オミクロン株に感染していたことが確認されたと発表しました。市によりますと詳しい死因はわかっていないということです。

名古屋市では、今月11日に新型コロナウイルスへの感染が確認され、自宅で療養中だった70代の男性が、翌日の朝に死亡しているのが見つかりました。

男性は発熱や全身の倦怠感などの症状が出ていましたが軽症で、市の保健センターが医療機関での受診中に男性に電話で連絡をとって緊急の連絡先を伝えていました。

男性のケアマネージャーがその日の夜から翌朝にかけて電話をかけたもののつながらず、連絡を受けた救急隊員が自宅で死亡しているのを見つけたということです。

この男性について、名古屋市は18日、ゲノム解析の結果、オミクロン株に感染していたがわかったと発表しました。

市によりますと、男性は間質性肺炎や肺気腫などの基礎疾患があったということですが、詳しい死因はわかっていないということです。