【国内感染】新型コロナ 最多3万2197人感染確認 初の3万人超

18日は、午後9時25分までに全国で3万2197人の感染が発表されています。3万人を上回るのは初めてで、一日の発表としては過去最多となりました。

また、広島県で2人、熊本県で2人、兵庫県で1人、北海道で1人、大阪府で1人、栃木県で1人、滋賀県で1人、神奈川県で1人の合わせて10人の死亡の発表がありました。

国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め193万8192人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて193万8905人となっています。

亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8446人、クルーズ船の乗船者が13人の合わせて1万8459人です。

各自治体などによりますと、国内で感染が確認された人は累計で次のとおりです。
( )内は18日の新たな感染者数です。

▽東京都は41万6738人(5185)
▽大阪府は23万805人(5396)
▽神奈川県は18万1835人(1990)
▽埼玉県は12万5641人(1672)
▽愛知県は11万7841人(2145)
▽千葉県は10万8696人(1478)
▽兵庫県は8万7180人(1645)
▽福岡県は8万2482人(1338)
▽沖縄県は6万9069人(1443)
▽北海道は6万5970人(698)
▽京都府は4万2085人(1024)
▽広島県は3万2531人(900)
▽静岡県は3万552人(616)
▽茨城県は2万6515人(256)
▽岐阜県は2万909人(382)
▽群馬県は1万9831人(375)
▽奈良県は1万7653人(261)
▽栃木県は1万7491人(291)
▽熊本県は1万7438人(608)
▽岡山県は1万7319人(253)
▽宮城県は1万6978人(131)
▽三重県は1万6301人(222)
▽滋賀県は1万5007人(403)
▽長野県は1万1164人(304)
▽鹿児島県は1万840人(237)
▽新潟県は1万301人(281)
▽福島県は1万57人(42)
▽大分県は9090人(152)
▽石川県は8646人(114)
▽山口県は8633人(260)
▽長崎県は7618人(290)
▽佐賀県は7204人(222)
▽宮崎県は6984人(160)
▽愛媛県は6835人(237)
▽青森県は6718人(111)
▽和歌山県は6426人(196)
▽山梨県は5999人(153)
▽香川県は5333人(120)
▽富山県は5148人(30)
▽高知県は4407人(53)
▽山形県は3914人(32)
▽福井県は3717人(78)
▽岩手県は3638人(13)
▽徳島県は3542人(40)
▽島根県は2608人(158)
▽秋田県は2171人(31)
▽鳥取県は2060人(71)です。

このほか、
▽空港などの検疫での感染確認は8100人(100)、
▽中国からのチャーター機で帰国した人と国の職員や検疫官などの感染は合わせて173人です。

厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、18日時点で261人(+18)となっています。

一方、症状が改善して退院した人などは、18日時点で、
▽国内で感染が確認された人が174万3136人、
▽クルーズ船の乗客・乗員が659人の合わせて174万3795人となっています。

16日の一日に行われた自主検査を除くPCR検査数などは速報値で4万7162件でした。
【取り下げ】。
*群馬 1/17 -1。
*新潟 1/13 -1。
*山口 1/12 -1。
*佐賀 1/16 -1。
*神奈川 1/17 -1。
*静岡 1/17 -1。
*愛知 1/16 -1。
*熊本 1/17 -1。
*鹿児島 1/17 -1。
*広島 1/16 -1。
・集計は後日、自治体などにより修正される可能性がありますが過去の原稿はさかのぼって修正しないため累計数などで差が出ることがあります。

・在日米軍の感染者は含めていません。

専門家「感染拡大はまだ途中 今後さらに増えていくこと想定を」

一日に発表される新型コロナウイルスの全国の新たな感染者数が、流行の「第5波」のピークだった去年8月20日の2万5992人を上回り、過去最多となりました。

一方で、重症者数は18日の時点で全国で261人と、「第5波」のピーク、去年9月4日の2223人と比べると8分の1以下となっています。

これについて、厚生労働省の専門家会合のメンバーで国際医療福祉大学の和田耕治教授は「実際に感染してから感染者数が報告されるまでにはタイムラグがあるので、きょう発表された数字は、年末年始の休みのあと、3連休にさしかかったころの感染状況を反映していると考えられる。感染拡大はまだ途中で今後さらに増えていくことを想定しないといけない。オミクロン株は特に50歳未満の世代で、入院や重症化する割合が低くなる傾向があるが、特に高齢者では一定程度、重症化リスクがあると思われる。感染がさらに広がり、高齢者の感染が増えれば、これまで以上に亡くなる人が出てしまったり、医療がさらにひっ迫したりすることも考えられる」と指摘しました。

そのうえで、和田教授は「感染者が増えると多くの人が同時に感染して医療や物流、交通に一時的に大きな影響が出る懸念もある。発熱などの症状のある人がどんどん増えてきているが、そうした人たちは、今はほかの人との接触を避けてもらって感染リスクの高い場面をできるかぎり減らし、感染のピークができるだけ高くならないようにすることが重要だ」と話していました。