熊本 長崎 宮崎の3県「重点措置」適用を要請する方向で調整

新型コロナの感染拡大が続く中、政府は、東京など首都圏の1都3県や東海3県を対象に、まん延防止等重点措置を適用する方向で検討に入りました。
こうした中、熊本、長崎、宮崎の3県も重点措置の適用を政府に要請する方向で調整を進めています。

17日に九州・沖縄で発表された新型コロナウイルスの感染者は合わせて2505人に上り、県別では、福岡県が最も多い950人、沖縄県が530人、熊本県が366人などとなっています。

感染の急拡大を受けて、熊本、長崎、宮崎の3県は、まん延防止等重点措置の適用を政府に要請する方向で調整を進めています。

熊本県の蒲島知事は17日「このまま何もしなければ医療提供体制が崩壊するおそれがある。県民の命を大事に考えると、何も手を打たないのはありえない」と述べました。

そして、まん延防止等重点措置について、18日にも政府に適用を要請する方向で調整を続けていることを明らかにしました。

政府は、自治体から要請があれば、感染者数や医療提供体制などを見極めたうえで重点措置の適用を検討することにしています。