トンガ大規模噴火 ラグビー合宿で交流の高知県が義援金募集へ

15日、南太平洋のトンガ付近で大規模な噴火が発生したことを受けて、かねてからトンガとスポーツを通じて交流がある高知県は、トンガの支援に向けて義援金の受け付けを始めることを決めました。

高知県とトンガは、2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップでトンガ代表の選手たちが高知市で強化合宿を行ったことをきっかけに交流が始まり選手たちが県内の高校生ラガーマンを指導したり、高知市で使われなくなったゴミ収集車を現地に送ったりしてきました。

15日、トンガの火山島で大規模な噴火が発生し、現地ではインターネットや電話などの通信が困難な状態が続いていて、依然としてくわしい状況がわかっていません。

このため高知県は現地を支援するため県が窓口となって義援金の受け付けを始めることを決めました。
県は、義援金の募り方や送り先などについて、調整を急いでいるということです。

県スポーツ課の林直人主幹は「トンガの選手団の中には高知県を第2のふるさとだと言ってくれる人もいて、交流が深いので、県として少しでも早く支援ができればと思っています」と話しています。

「できるかぎり支援したい」

大規模な噴火が発生したことについて、トンガの子どもたちにランドセルを送る活動を続けている高知県黒潮町の団体からは、現地を心配する声が聞かれました。

高知県黒潮町は、平成28年に世界30か国の高校生が防災の取り組みについて話し合う「世界津波サミット」が開かれたことをきっかけに、トンガとの交流が続いています。
平成29年からは、トンガの子どもたちにランドセルを送る取り組みを行っていて、これまでにおよそ200個のランドセルが贈呈されています。
ことしも100個のランドセルを来月にもトンガに送る予定で、発送準備も済ませていたということですが、噴火による被害状況が分からないことから、発送を行うかどうかや、支援物資を送るべきかどうかを検討しているということです。

ランドセルを送る取り組みを行っている団体の代表の秋田篤子さんは「現地の被害状況が分からないのでとても心配です。食料や飲み物など、現地の人たちが何を必要としているのか情報を集め、できるかぎり支援をしたい」と話していました。