自衛隊のワクチン大規模接種 東京会場は1月31日開始へ

自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種について、防衛省は、東京の会場については前回と同じ場所とし、今月31日に接種を始める方針を固めました。大阪の会場についても具体的な場所を絞り込んでいて、詳細なスケジュールなどについて最終調整を進めています。

3回目のワクチン接種を加速させるため、政府は、自衛隊が運営する大規模接種会場を再び設置する方針で、18歳以上を対象にモデルナのワクチンを使用することが決まっています。

また、会場は東京と大阪に設ける予定で、東京については前回と同じ東京 大手町の合同庁舎を会場に今月31日に接種を始める方針を固め、最終調整を進めています。

エレベーターが使えないため、1階のほか、屋外にプレハブを設置して対応することにしていて、開設当初は一日700人余りの接種が可能になる見込みです。

そして会場の設営が完了する来月上旬には、接種可能な人数は一日2000人余りに増える予定だということです。

予約はインターネットと電話で受け付ける方針で、今月28日に受付を始めたい考えです。

一方、大阪の会場については、前回の会場となった府立国際会議場が別の予約が入っていて使えず、候補となる場所を大阪 中央区にある民間のビルに絞り込んで調整を進めています。

また、大阪では一日1000人程度の接種が可能になる見通しだということです。

防衛省は、詳細なスケジュールなどについて最終調整を進めていて、18日にもこうした内容を決定する方針です。