社会

保健所業務ひっ迫で患者への電話できず 地域の医師が健康観察

新型コロナウイルスの感染が急拡大した影響で都内でも保健所業務のひっ迫が始まっていて、品川区では保健所に代わって地域の医師が患者の健康観察を行っています。
東京 品川区では、16日までの1週間に感染が確認された人が前の週の4倍以上のおよそ800人を超え、保健所が担う健康観察の電話ができていない患者が16日朝の時点で300人以上にのぼっているということです。

このため保健所に代わって地域の医師が電話する取り組みを始めていて、品川区医師会の三浦和裕理事は16日は20人の患者に電話をかけて健康状態を確認していました。

自宅療養の患者は療養が終わるまで毎日、電話で確認する必要があり、今後、発熱外来などほかの診療業務に影響が出かねない状況だということです。

また、三浦医師によりますと患者は比較的軽症で若い人が多く、保健所から連絡がないため買い物や仕事に行く人などが相次いでいるということです。
三浦医師は「以前と違い、かぜのような症状の人でも陽性になってしまうので、第5波の時よりもひっ迫しています。健康観察に協力する医師をさらに増やそうとしていますが追いつかない状況です。保健所や医療機関だけではどうにもならない状況なので、症状がなくても陽性と判定されたら絶対に外に出てはならないし、少しでも体調が悪いときは出歩かないということを徹底してほしいです」と訴えていました。

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