大学入学共通テスト2日目 切りつけ事件で警備体制強化

新型コロナの感染が急速に拡大する中「大学入学共通テスト」は2日目の16日、理科と数学の試験が行われます。初日の15日、会場の東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられる事件が起きたことから全国の会場では警備体制を強化して試験が行われることになります。

およそ53万人が出願している大学入学共通テストは15日と16日の2日間の日程で全国677の会場で本試験が実施され、2日目の16日は理科と数学の試験が行われます。

15日は東京 文京区の東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられる事件があったことから、試験を実施する大学入試センターは会場となっている全国の大学に入り口などで受験票の提示を求め、挙動不審な人物の入構の防止に引き続き努めるよう警備体制の強化を要請しました。

また警察庁も会場の各大学と連携を強化し安全確保に努めるよう全国の警察に指示していて、東京大学も警察と連携してキャンパス周辺の警備を強化し見回りを増やして安全確保を図るとしています。

一方で新型コロナの感染が急速に拡大しており、大学入試センターでは「受験上の注意」の冊子の「健康観察記録」に記入して持参することや、換気の際に寒くないよう上着など防寒着を用意するよう呼びかけています。

また文部科学省は陽性者や濃厚接触者となり本試験も追試験も受けられなかった際の救済策として、個別入試で合否判定するよう各大学に要請をしています。

津波警報・注意報 “命を守る行動を優先”

試験を実施する大学入試センターは太平洋側を中心に津波警報や津波注意報が発令されていることを受け、避難情報が発令されている地域に住む受験生は各自治体の指示に従い避難するなど命を守る行動を優先させるよう呼びかけています。

また今回の津波による避難などにより受験できなかった場合の対応については、大学入試センターのホームページなどで知らせるとしています。