大阪 ビル放火 ごみ箱に容疑者宅の鍵 事件後の自殺決意か

大阪 北区のビルに入るクリニックが放火され、巻き込まれた25人が死亡した事件で、ビルの1階にあるごみ箱から容疑者の住宅の鍵などがついた鍵束が見つかっていたことが分かりました。容疑者が事件直前に捨てていたとみられ、警察は事件を起こしたあとに住宅には戻らず、自殺しようと決意していたとみて捜査しています。

先月、大阪 北区曽根崎新地のビルに入る心療内科のクリニックが放火された事件では、巻き込まれた25人が死亡、1人が重体になっているほか、警察が殺人と放火の疑いで捜査している谷本盛雄容疑者(当時61)が死亡しました。

これまでの捜査で、事件のあと、ビルの1階にあるごみ箱から谷本容疑者が直前まで暮らしていた住宅や現場に乗りつけた自転車など、8つの鍵がついた鍵束が見つかっていたことが分かりました。

また、容疑者のスマートフォンのスケジュール管理アプリには「お墓参り」という記述が残っていて、その時期に大阪 此花区にある親族の墓が荒らされて両親の遺骨がなくなっていたほか、事件当日には墓石が倒されているのが見つかっていました。

容疑者は現場で火をつけたあと炎が上がる方向にみずから向かっていたことが分かっていて、警察は事件を起こしたあとに住宅には戻らず、自殺しようと決意していたとみて捜査しています。