千葉県 死亡の女性 オミクロン株感染確認も“死因は別の疾患”

新型コロナウイルスに感染し、今月亡くなった千葉県内の90代以上の女性について、千葉県は、ゲノム解析の結果オミクロン株に感染していたと公表しました。ただし、県によりますと、この女性の直接の死因は新型コロナウイルスではなく、別の疾患によるものだということです。

オミクロン株への感染が確認されたのは、千葉県内に住み今月亡くなった90代以上の女性です。

千葉県によりますと、この女性には基礎疾患があり、今月上旬に家族の陽性が確認されたことから濃厚接触者としてPCR検査を受けた結果、新型コロナウイルスへの感染が分かりました。

その後、発熱などの症状が出たことから入院して治療を受けていましたが、今月11日、亡くなりました。

デルタ株の検査で陰性だったことから、県がゲノム解析を行った結果15日、オミクロン株への感染が確認されたということです。

ただ、県によりますと、女性の直接の死因は新型コロナウイルスではなく、別の疾患によるものだということです。