英首相官邸でパーティー 新たに明らかに 責任問う声強まる

イギリスで、新型コロナウイルスの感染対策で厳しい規制が続いていた去年4月、首相官邸でパーティーが開かれていたことが新たに明らかになりました。ジョンソン政権をめぐっては、同様の疑惑が次々と明らかになっていて、首相の責任を問う声が強まっています。

イギリスの新聞、デイリー・テレグラフによりますと、新型コロナの感染対策で厳しい規制が続いていた去年4月、スタッフなどの送別会として首相官邸で2つのパーティーが開かれました。

ジョンソン首相は参加しませんでしたが、このうちの1つには酒が持ち込まれ、参加者が音楽やダンスを深夜まで楽しんだということです。

当時は、屋内で家族以外と接触することはできず、この翌日に行われたエリザベス女王の夫のフィリップ殿下の葬儀では、女王がほかの家族と距離を置いて参列する様子が伝えられていました。

報道を受け、首相官邸は14日、パーティーの開催を認め、王室に謝罪しました。

ジョンソン政権をめぐっては、新型コロナの規制が続く中、パーティーを開いていた疑惑が次々と明らかになっていて、おととし5月に官邸の庭で行われたパーティーには首相自身が参加していたことを認め、議会で謝罪しました。

一連の疑惑については、政府内で調査が進められていますが、野党だけでなく、与党・保守党内や市民からもジョンソン首相の責任を問う声が強まっています。