ウクライナ 各省庁のウェブサイトがハッキングされ閲覧不能に

ウクライナと隣国ロシアとの間で軍事的な緊張が続く中、ウクライナの外務省など各省庁のウェブサイトが何者かにハッキングされて閲覧できなくなり、ウクライナ政府は警戒しています。

ウクライナ政府によりますと、外務省や教育科学省など政府の複数のウェブサイトが何者かにハッキングされ、13日夜から14日にかけて閲覧ができない状況となりました。

さらに、外務省のサイトには、「ウクライナの人たちよ!すべてのデータは破壊し、あなた方の情報を公にさらした。最悪の事態を想定しろ」などとするメッセージがウクライナ語やロシア語などで掲載されました。

ウクライナ政府は調査を進めていて、これまでのところ個人情報の流出などは確認されていないということです。

外務省の報道官は、ロイター通信に対し、「誰による攻撃なのか判明するのは時期尚早だが、過去にもロシアから同じような攻撃を受けてきた」としています。

ウクライナでは、2014年にクリミア半島をロシアから一方的に併合された後、東部地域では親ロシア派の武装勢力とウクライナ政府軍との間で戦闘が続いていますが、たびたびサイバー攻撃の被害も受けていてロシア側の関与が指摘されています。

ウクライナ国境周辺では、隣国のロシアがおよそ10万人とされる軍の部隊を展開して軍事的な緊張が続いていて、ウクライナ政府は警戒しています。