3回目接種の円滑実施 自治体に協力呼びかけ 堀内ワクチン相

3回目のワクチン接種の円滑な実施に向けて、堀内ワクチン接種担当大臣は改めて自治体に協力を呼びかけました。

堀内ワクチン接種担当大臣は閣議のあとの記者会見で、先月から始まった新型コロナワクチンの3回目の接種を終えた人は、13日時点で103万5000人余りで、全人口に対する接種率が0.8%であることを明らかにしました。

そして、堀内大臣は「『年明けから本格的にスタートしたい』と言っている自治体も多いので、これから1月、2月で本格的に数が増えていくフェーズに入ってくると思う。これから頑張っていきたい」と述べました。

そのうえで、3回目の接種の前倒しに向け、3月と4月分の合わせて3650万回分の追加のワクチンについて、東京都にはおよそ440万回分、大阪府にはおよそ200万回分供給するなどとした、都道府県ごとの供給計画を14日、自治体に通知したことを明らかにしました。

堀内大臣は「自治体と連携をとりながらペースはどんどん早めていきたい。各自治体は忙しい年度末になるが、追加接種を確実に実施していただきたい」と述べ、3回目の接種の円滑な実施に向け、改めて自治体に協力を呼びかけました。