北朝鮮 ミサイル発射正当化 米への対抗措置も辞さない構え強調

北朝鮮外務省は弾道ミサイルの発射実験について新型兵器の開発は防衛力の強化が目的だとして正当化したうえで、経済制裁を科したアメリカに対抗措置も辞さないとする談話を発表しました。

北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を受けて、アメリカのバイデン政権は今月12日、北朝鮮で核・ミサイル開発を担ってきたとされる機関の関係者などに対して、資金凍結などの経済制裁を科しました。

これについて北朝鮮外務省の報道官は14日、国営の朝鮮中央通信を通じて、談話を発表し、今月11日などに行った極超音速ミサイルの発射実験を念頭に「新型兵器の開発事業は国家防衛力を現代化するための活動だ。アメリカがわれわれの合法的な自衛権の行使を問題視するのは明白な挑発だ」として、弾道ミサイルの発射実験を正当化しました。

さらにアメリカのバイデン政権について「口では外交と対話を出しながら、わが国を孤立させる政策に固執している。このような形の対決的な姿勢を取っていくならば、われわれは、さらに強力な反応をせざるをえない」と反発し、対抗措置も辞さない構えを強調しました。

北朝鮮は、経済制裁の緩和など「敵視政策の撤回」を繰り返し求め、アメリカとの対話の再開に応じておらず、対抗措置を示唆することで、バイデン政権をけん制した形です。