総務相 VR使いワクチン接種の研修できる技術を視察 高知

新型コロナの感染が各地で拡大する中、金子総務大臣は高知市で、VR=バーチャルリアリティーを使ってワクチン接種の研修ができる技術を視察しました。

金子総務大臣は13日、高知市を訪れ、VR=バーチャルリアリティーを使った遠隔医療の研究などに取り組んでいる高知大学医学部の施設を視察しました。

そして、実際にゴーグルを着け、VRの中で患者の腕にワクチン接種を行う研修を体験しました。

このあと、金子大臣は記者団に「過疎地でも、VRなど最先端の技術を使うことで、ワクチン接種にあたる人たちを育成することができるのではないか」と述べました。

そのうえで「VRなど高度な医療を使うには『5G』や、その先の『ビヨンド5G』の基盤整備がなくてはならず、全国各地に恩恵がいくよう努力したい」と述べ、最新技術をコロナ対策などに活用していく考えを示しました。