サッカーW杯アジア最終予選 出場選手の隔離短縮 政府に要望へ

今月下旬から来月にかけて行われるサッカーワールドカップアジア最終予選に参加する国内組の選手が、活動終了後に14日間の隔離を求められることについて、日本サッカー協会はJリーグとともに政府に対し、隔離期間の短縮を要望することを明らかにしました。

日本代表は、ワールドカップカタール大会のアジア最終予選で今月27日に中国と来月1日にサウジアラビアと埼玉スタジアムで対戦する予定で、政府からは厳格な防疫措置を講じることを条件に相手チームの入国が特別に許可されました。

ただ、Jリーグでプレーする国内組の選手に関しては活動終了後に14日間の隔離が求められるため、来月中旬に開幕を控えるJリーグのクラブから懸念の声があがっていました。

これについて、日本サッカー協会の反町康治技術委員長は、Jリーグとともに政府に対し、隔離期間の短縮を要望していくことを明らかにしました。

反町技術委員長は「クラブにとっては死活問題で、なるべく早く要望して、いい方向に持っていきたい。これまでも代表の活動終了後に選手個人でバブルを作って厳粛にやってきた実績もある。そこも評価していただいて変えていただきたいと強く思っている」と話していました。