茨城県特産「ほしいも」の品評会 2年ぶりに開催 ひたちなか

茨城県特産の「ほしいも」のできばえを競う品評会が13日、2年ぶりにひたちなか市で開かれています。

この品評会は、茨城県のなかでも特にほしいもの生産が盛んな、ひたちなか市と東海村それに那珂市の生産者などで作る協議会が開きました。

新型コロナウイルスの影響で去年は中止になり、2年ぶりとなった品評会には、43の生産者が62点のほしいもを出品しました。

審査では品種ごとに「味」と「見た目」「食感」の3つの項目で、それぞれ10点満点で評価され、合計点が高いものには金、銀、銅賞が与えられます。

生産者の代表や流通関係者、それに一般公募の市民などが審査員を務め、出品されたほしいもについて色つやを見極めたり、じっくりと味わったりして点数をつけていました。

品評会は14日も東京にある茨城県のアンテナショップで開かれ、結果は今月17日に協議会のホームページで発表される予定です。

協議会の黒澤文博会長は「生産者の技術の向上と、この冬の寒さがあって、甘くて質のいいほしいもができました。安心して食べてもらえるものを届けたいと頑張っているので、たくさん食べてもらいたい」と話していました。