東北新幹線 約6時間運転見合わせ 74本運休 約2万7400人に影響

東北新幹線は、福島県の郡山駅の構内で線路のポイントが切り替わらなくなった影響で、始発から全線で運転を見合わせ、昼すぎに再開するまで70本余りの列車が運休し、およそ2万7000人に影響が出ました。

13日午前5時半ごろ、東北新幹線の郡山駅の構内で線路のポイントが切り替わらなくなり、この影響で、東京駅と新青森駅の間の全線では午前6時すぎの始発から上下線ともに運転を見合わせました。

昼前に一部区間で運転を再開しましたが、午後0時半に全線で再開するまで見合わせはおよそ6時間にわたり、JR東日本によりますと、合わせて74本の列車が運休するなどしておよそ2万7400人に影響が出たということです。

JR東日本によりますと、始発前の点検で、ポイントを動かすためのモーターが正常に動作せず、レールがずれたままの状態になったということです。

列車に積もった雪がポイント付近に落下 影響も

その後、ポイントを変えるレバーが変形していたことが分かり、列車の上に積もっていた雪がポイント付近に落ちたことが影響した可能性があるということで、JRはさらに詳しい原因を調べることにしています。

乗車予定だった人からは戸惑いの声

13日朝、東京駅の構内では、東北新幹線の運転見合わせを知らせるアナウンスが流れ、東北方面に向かおうとしていた人たちからは戸惑いの声が聞かれました。

仙台に出張予定だったという男性は「新年のあいさつ回りをしようと思っていたが朝、ニュースで運転を見合わせていることを知った。きょうはいったん会社に戻りたい」と話していました。

また、福島県郡山市に行く予定だったという男性は「仕事の打ち合わせを行うことにしていたが、会社に戻ってウェブで対応したい。駅の窓口は払い戻しをする人たちでとても混雑している」と話していました。

仙台駅 切符の販売窓口に長い列

またJR仙台駅では、JRの社員が改札の前に置いた掲示板に運転再開の見込みの情報を書き込み、利用客が確認する様子が見られました。

また切符の販売窓口には乗車券の払い戻しなどのため、一時およそ60人が長い列を作りました。

研修のため東京に向かう予定の20代の女性は「駅に向かう途中で運転を見合わせていると知りました。見通しが立つまでは駅にいようと思います。研修に遅れてしまうのが不安です」と話していました。

仕事で秋田に向かう予定の20代の男性は「車で向かうことも考えていますが、しばらくは運転再開を待ってみます」と話していました。