通常国会 法案提出58件程度で調整 “参院選控え延長難しい”

来週召集される通常国会をめぐり、政府・与党は夏の参議院選挙を控えて会期の延長が難しいと見込まれることから政府が提出する法案の数を絞り込み58件程度とする方向で調整を進めています。

来週17日に召集される通常国会について、政府は一般会計の総額が過去最大の107兆円余りとなる新年度予算案とその関連法案のほか、経済安全保障を強化するための新たな法案や子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」を創設するための法案などを提出する方針です。

一方で与党内からは夏の参議院選挙を控え6月15日までの会期を延長するのは難しいと見込まれることから法案を絞り込むよう求める意見が出ていて、政府・与党は政府が提出する法案の数を例年より少ない58件程度とする方向で調整を進めています。

参議院選挙の年の通常国会に政府が提出した法案は3年前は57件、6年前は56件で今回もこれと同じ程度となります。

またこれに関連して政府は新型コロナ対策で病床の確保などを強化するための感染症法の改正案については、民間の医療機関に対して義務を課すにはより慎重な検討が必要だなどとして提出しない方針です。