政府 皇位継承の在り方めぐり報告書提出 議論進展は見通せず

安定的な皇位継承の在り方などをめぐって政府は12日、有識者会議がまとめた報告書を国会に提出しました。今後各党で議論が行われる見込みですが、夏の参議院選挙を控えどこまで議論が進展するかは見通せない状況です。

岸田総理大臣は12日、衆参両院の議長と会談し安定的な皇位継承の在り方などを議論してきた政府の有識者会議が先月まとめた報告書を手渡しました。

報告書では「悠仁さまの次代以降について具体的に議論するには機が熟していない」としたうえで、皇族数を確保する方策として
▽女性皇族が結婚後も皇室に残る案と
▽旧皇族の男系男子を養子に迎える案の
2つが盛り込まれていて、来週18日には衆参両院の各会派の代表が松野官房長官から内容について説明を受ける予定です。

これを受けて自民党の茂木幹事長が党内の意見集約を進める考えを示す一方、立憲民主党も委員会を設置して党の考えをまとめる方針で、今後各党それぞれで議論が行われる見込みです。

ただ夏の参議院選挙を控えていることを踏まえ、与野党双方からは「静かな環境で議論すべきで選挙の争点となるのは望ましくない」といった意見も出ていて、どこまで議論が進展するかは見通せない状況です。