社会

大型トラックのタイヤ2本外れ 直撃の歩行者が大けが 群馬 渋川

群馬県渋川市の国道で12日、走行中の大型トラックから2本のタイヤが外れ、このうち1本がおよそ500メートル転がり、歩道を歩いていた男性に直撃しました。男性はろっ骨を折るなどの大けがをし、警察はタイヤが外れた原因について調べています。
12日午後、渋川市の国道17号線で、46歳の会社員の女性が運転する走行中の大型トラックから2本のタイヤが外れました。

警察の調べによりますと、このうち1本はおよそ500メートル先の歩道まで転がり、歩いていた近くに住む45歳のアルバイトの男性に直撃したということで、男性はろっ骨を折るなどの大けがしました。

外れたのは直径1メートルほどの冬用タイヤで、トラックにつけられた合わせて10本のタイヤのうち左側の後輪の2本が外れたということです。

当時、トラックは砂を運ぶ途中だったということで、警察はタイヤが外れた原因や車両の整備状況について調べています。

事故当時の状況は

現場近くに設置された防犯カメラにはトラックから外れたタイヤが転がる様子が映っていました。

タイヤが外れたトラックは、直後に道路の左側の車線に止まりましたが、タイヤはトラックの前方に速いスピードで転がり続けています。

別の角度を映した映像からはタイヤがその後も転がり続ける様子が確認でき、このうち1本が反対車線を越えていきました。

警察によりますと、もう一方のタイヤがその後、歩道を歩いていた男性に直撃したということです。

左後輪外れるケース 全体の95%に

国土交通省によりますと、トラックなど大型車のタイヤが走行中に外れる事故は、昨年度は131件起きていて、統計を取り始めた平成16年度以降で最も多くなっています。

昨年度の事故のうち、65%にあたる87件は冬用タイヤを装着する11月から2月までの冬場に集中しているほか、58%にあたる76件はタイヤ交換をしたあと1か月以内に発生しています。

国土交通省は、タイヤ交換を大型車の運行事業者が行うケースが多く、ナットの締めつけなどが十分ではないことや、タイヤ交換後に一定距離を走ると、ナットやボルトの金属どうしがなじんで緩まる「初期なじみ」が起き、その点検が十分でないことが背景にあるとみています。

12日に群馬県渋川市の国道で起きた事故では、左側の後ろのタイヤが外れましたが、国土交通省によりますと、昨年度の事故でも、左後輪が外れるケースは125件と、全体の95%を占めています。

大型車の構造や積み荷の重さによって、左後輪には大きな負荷がかかるほか、前輪と異なり、後輪は締めつけが緩んでもハンドルの振動が大きくなるなどの変化があまり起こらず、運転手が気づきにくいことが要因とみられるということです。

国土交通省は、今の時期は「初期なじみ」が起きやすいとして、運行前にナットやボルトの状況を点検し、緩みを締め直す「増し締め」を行うなど、対策の徹底を呼びかけています。

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