プロ野球選手の心構え学ぶ新人研修会 講師は井端弘和さん

プロ野球の新人選手の研修会がオンラインで開かれ、12球団のルーキーたちがプロとしての心構えを学びました。

およそ130人が出席

NPB=日本野球機構が開いた新人選手の研修会は、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、去年に続いてオンラインで行われ、およそ130人が出席しました。

選手たちは、ドーピングに関する知識やSNSを使用する際のモラルなどについて、およそ4時間説明を受けました。

このうち、現役時代にショートの名手として中日などで活躍し、金メダルを獲得した東京オリンピックでは日本代表のコーチを務めた井端弘和さんの講義では、プロ野球選手としての心構えを学びました。

井端さんは、2年目のオフに同期入団の選手が戦力外になったことで危機感を覚え、そのオフは休みなしで練習を続けたということで、「死に物狂いとはこういうことだと感じた。3年目のキャンプでは見違える自分がいた」と経験を語りました。

またスランプに陥ったときの対策としては、「野手も投手も状態がいいときの映像を残しておいたほうがいい。スローモーションで再生し、原因を分析することが大事だ」とアドバイスしていました。

そして、「今のわくわくした気持ちを持ち続けて、プロ生活を全うしてほしい。1人でも多くの選手が侍ジャパンに選ばれてほしい」と激励していました。

法政大からヤクルトにドラフト1位で入団した山下輝投手は、「井端さんがここまではい上がってきた話はとても参考になった。大学生は即戦力と期待されていると思うので、少しでも早くチームに貢献したい」と話していました。

DeNA 小園健太投手「ためになる内容多かった」

神奈川県横須賀市の2軍の施設で研修を受けたDeNAの小園健太投手は、「ドーピングに関しては市販の風邪薬でも、禁止されているものが入っていることがあると知ることができたし、ためになる内容が多かった」と話していました。

また、井端弘和氏の講演については、「高校卒業1年目の選手は、まずはけがをしない体を作ることが大事だと話していたので、しっかりやっていこうと思った。日本代表でプレーすることが目標なので、入れるような選手になれるように頑張っていきたい」と意気込んでいました。

ロッテ 松川虎生選手「自分を貫き通す話 印象に残った」

さいたま市の2軍の施設で研修を受けたロッテの松川虎生選手は、「プロ野球選手として、長い間活躍し続けるための講習だったと思うので、すべてを野球につなげられるようこれからやっていきたい」と話していました。

また、井端弘和氏の講演については、「苦しい場面でも自分を貫き通すという話が印象に残ったので、そこは忘れないようにしてやっていこうと思います」と意気込んでいました。