香港 立法会始まる 親中派ほぼ議席独占 議場に中国象徴の国章

香港では先月行われた選挙で、政府を支持する立場の親中派がほぼ議席を独占した立法会が、12日から始まりました。
議場には新たに中国を象徴する国章が掲げられ、立法会が中国の地方議会の1つであると印象づけました。

香港では12日、議会にあたる立法会が開会し、議場の正面には、香港特別行政区の記章に加え中国の国章が新たに掲げられました。

中国のものは香港のものより一回り大きく、立法会が中国の地方議会の1つであると印象づけています。

立法会では「愛国者による統治」を掲げる中国政府の主導で、選挙制度が変更されてから初めてとなる選挙が先月行われた結果、民主派は議席を得られず、中間派の1人を除いて親中派が議席を独占する状況です。

冒頭で演説した、香港政府トップの林鄭月娥行政長官は「政府は新しい議員と協力し実質的な成果を上げられることを期待している」などと述べて、中国本土との境界に近い北部地域の開発計画に加え、さらに統制を強めるための法整備を進めることに意欲を見せました。

政党の代表ら一部の議員は先週、中国南部の深※センに出向いて香港の問題を担当する中国政府の高官と面会し「愛国者」としての立場を堅持することなどを指示されていて、立法会でも中国政府の意向がより強く反映されていくことが予想されます。

※土へんに川