沖縄 コロナ感染などで働けない医療従事者628人に (12日現在)

沖縄県内では、新型コロナウイルスに感染したり濃厚接触者になったりするなどして働くことができない医療従事者が12日現在で628人に上っています。

このうち新型コロナへの感染が確認されたのは、医師が9人、看護師が112人、その他の医療従事者が59人と合わせて180人となっています。

また、濃厚接触者になるなどして働くことができない医療従事者は医師が41人、看護師が240人、その他の医療従事者が167人と合わせて448人となっています。

感染した医療従事者の中には、3回目の接種を済ませた人もいて、家族などから感染したケースが少なくないということです。

県は、今月9日から県内27の医療機関に新型コロナの検査ができる抗原検査キットを配布したということで、今後は濃厚接触者になった医療従事者が職場に戻れるケースが増えるのではないかとみています。

県によりますと、12日現在、救急の受け入れ制限を行っている医療機関は8か所で、一般診療を制限している医療機関は14か所となっています。