吉川元農相 収賄事件“抵抗あったが賄賂ではない”無罪主張

大臣在任中に、広島県の大手鶏卵生産会社の元代表から賄賂を受け取った罪に問われ、無罪を主張している吉川貴盛元農林水産大臣の裁判で被告人質問が行われ、元大臣は、現金を受け取ったことについて「抵抗はあったが、厚意に甘えてしまった」と述べた一方、あくまで政治献金だと主張しました。

元農林水産大臣の吉川貴盛被告(71)は、大臣在任中だった令和元年までの2年間に、広島県福山市の大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」の元代表から、大臣室などで3回にわたって現金合わせて500万円の賄賂を受け取ったとして、収賄の罪に問われ無罪を主張しています。
前回に続いて12日も元大臣に対する質問が行われ、検察官から「現金は業界の支援をしてほしいという趣旨だと思わなかったのか」と問われると、元大臣は「便宜を要請されたから受け取ったという認識は全くない」と述べ、あくまで政治献金で賄賂にはあたらないと主張しました。

一方、大臣室で現金を受け取ったことについて「今も当時も抵抗はあったが、元代表の厚意に甘えてしまった」と述べ、検察官が「政治献金なら抵抗は感じないのでは」と追及する場面もありました。

次回、来月の裁判も引き続き、元大臣に対する質問が行われる予定です。