埼玉県 大野知事 県境をまたぐ移動「感染防止対策の徹底を」

新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、埼玉県の大野知事は県境をまたぐ移動の際には、感染防止対策とともに、目的地以外に立ち寄らないことを徹底するよう呼びかけました。

感染が急速に広がる中、埼玉県の大野知事は12日の会見で、県境をまたぐ移動の際には「3密」の回避など基本的な感染防止対策を徹底し、目的地以外には立ち寄らないよう要請したほか、発熱などの症状がある場合は外出を控えるよう呼びかけました。

また、去年夏の第5波では、急増する患者の対応に追いつかない事態になったことなどを踏まえ、自宅療養者の支援センターが対応する患者の人数を、現在の最大1万8000人から最大で3万2000人に増やすなど、体制を強化することも発表しました。

大野知事は「県内全域でオミクロン株の感染が拡大しているといってもいい状況であり、混雑を避け、体調が悪いときには外出を見送るなど対策の徹底をお願いしたい」と改めて感染対策の徹底を呼びかけました。