NHK 令和4年度予算と事業計画を金子総務相に提出

NHKは「新しいNHKらしさ」の実現に向けて、新たな番組の開発や「命と暮らしを守る」報道の強化、地域放送・サービスの充実に取り組むとともに、構造改革による経費削減を進めるとした、新年度の予算と事業計画を金子総務大臣に提出しました。

NHKの新年度、令和4年度の予算と事業計画は、12日の経営委員会で議決され、前田会長が金子総務大臣に提出しました。

事業計画では
▼「新しいNHKらしさ」の実現に向けたコンテンツ強化を掲げ
▽視聴者のニーズに応える新たな番組を開発するとともに、子どもから大人まで“人生100年時代”の教育放送として学びを支援する番組など、多彩な番組を編成するとしています。
また
▽新型コロナウイルスの感染拡大で先行きが不透明な時代の中、正確で公平・公正な情報を伝え、判断のよりどころとなるニュース・報道番組を強化します。
さらに
▽全国ネットワークを生かして地域情報の全国発信を強化し、地域の課題解決や発展に貢献するなど、地域放送・サービスを充実します。

そして
▼大規模な自然災害が相次ぐ中「命と暮らしを守る」報道を強化するほか、字幕放送や解説放送の時間を増やすなど「人にやさしい放送・サービス」の充実に取り組みます。

▼テレビ放送の常時同時配信や見逃し番組配信を行っている「NHKプラス」では、インターネットに接続されたテレビでも見逃し番組配信を始めるなどサービスを拡充するほか、放送と通信の融合が進む中、インターネットを通じて番組や情報を届ける意義や役割を検証する社会実証を実施します。

NHKの新年度予算は、事業収入が前の年度より10億円少ない6890億円で、このうち受信料収入は、新型コロナの感染拡大の影響などで、前の年度より13億円少ない6700億円を見込んでいます。

一方、事業支出は、効率的な営業への転換による営業経費の見直しなど構造改革を進め、前の年度より240億円少ない6890億円を見込み、収支均衡の予算となっています。