JR西日本 3支社の管理部門中心に統合する合理化案まとめる

新型コロナの影響で鉄道の旅客需要が落ち込む中、JR西日本は、広島市と岡山市、それに鳥取県米子市にある支社について、管理系の部門を中心に統合することなどを柱とした合理化策の案をまとめました。

関係者によりますと、JR西日本は、人口減少に加えて、新型コロナウイルスの影響で鉄道の旅客需要が落ち込む中、大がかりな組織再編を含む合理化策の案をまとめ、労働組合に示しました。

この中では、広島市と岡山市、それに鳥取県米子市にある支社について、総務などの管理系の部門を中心に統合した上で、広島市に新たに設ける「中国統括本部」に機能を集約することが柱になっています。

一方、3つの支社を統合したあとも、引き続き安全の確保に向けて、鉄道の運行に直接関わる人員などはそれぞれの地域に残すとしています。

同様に、◇京都府福知山市と◇和歌山市にある支社の機能についても、大阪の「近畿統括本部」に集約するということです。

会社は、労働組合との協議を経て、早ければことし10月にも新しい組織体制の運用を始めたい考えで、一連の合理化策を通じてコスト削減を図りながら、赤字に陥っている業績の黒字化を目指すことにしています。