在日米軍感染3600人超 6割以上が沖縄県内の関係者

在日アメリカ軍の施設区域などで新型コロナウイルスに感染している人は、外務省によりますと、10日午後の時点で、3600人を超えていて、その6割以上が沖縄県内の関係者だということです。

外務省は11日、自民党の会合で、全国の在日アメリカ軍の施設区域などで10日午後の時点で確認されている感染者の数を報告しました。

それによりますと、感染者は合わせて3638人で、このうち2302人が沖縄県内の関係者だということで6割を超えています。

重症者はいないということです。

施設別に見ますと、
沖縄では
▽キャンプ・ハンセンが362人、
▽嘉手納基地が274人、
▽キャンプ瑞慶覧が227人などとなっていて、
▽1151人は所属を確認中ということです。
沖縄以外では、
▽山口の岩国基地が518人、
▽神奈川の横須賀基地が245人、
▽青森の三沢基地が183人、
▽神奈川の厚木基地が109人、
▽東京の横田基地が93人、
▽長崎の佐世保基地が86人などとなっています。

在日アメリカ軍をめぐっては、日米両政府の取り決めに沿って、不要不急の外出制限の措置がとられるなど、感染対策が強化されています。