大阪府 新型コロナ 新たに613人感染確認

大阪府は11日、新たに613人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
これで、大阪府内の感染者の累計は20万8419人となりました。

また、11日時点で、府内で入院している重症の患者は10日から3人増え、5人となっています。

感染して亡くなった人の発表はありませんでした。

吉村知事「今週はさらに増えると思う」

大阪府の吉村知事は11日、記者団に対し「3連休中も感染者数は減っていない状況で、今週はさらに増えると思う。一人ひとりの感染対策の徹底をお願いしたい」と述べ、府民に対し、マスクの着用や手洗いなどの基本的な感染対策を徹底するよう、改めて強く呼びかけました。

また、政府が、12歳未満の子どもについても、希望者にはワクチンの接種を開始する方針を示したことに関連して「学校での集団接種ではなくクリニックなどでの個別接種を行うことになると思うが、希望する人が接種できる環境を早く整えたい」と述べました。

一方、吉村知事は、濃厚接触者に対し、感染者に接触してから14日間、自宅待機などの行動制限を求めている今の対応について「自宅待機する医療従事者が増えれば医療が提供できなくなるし、保育所や公共交通機関などの社会インフラが止まる可能性もある。オミクロン株はこれまでの株よりも潜伏期間が短いという情報もあり、自宅待機の期間を短縮すべきだ」と述べ、国に要請する考えを示しました。