プロ野球キャンプ 2万人上限に有観客で行う方針確認

プロ野球12球団の代表者会議が開かれ、新型コロナウイルスの感染が急拡大している中、来月行われる春のキャンプについて、すべての球団が2万人を上限に観客を入れて行う方針を改めて確認しました。

NPB=日本野球機構は、来月行われるキャンプについて観客を入れて行う方針を示しています。

11日は12球団の代表者会議がオンラインで開かれ、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているもののキャンプ地となっている沖縄県、宮崎県、高知県の自治体が2万人を上限に観客を入れることを認めているとし、改めて観客を入れてキャンプ行う方針を確認しました。

3つの県のうち、9球団がキャンプを行う沖縄では、まん延防止等重点措置が適用されていますが、現時点ではほかの県と同じように2万人を上限に観客を入れて行う方針だということです。

政府は大規模なイベントの参加人数について、まん延防止等重点措置のもとでは上限を2万人としています。

また、感染の拡大をうけて、キャンプ期間中に選手やスタッフなどに実施するPCR検査を従来の週1回から、週2回に増やすことなどの対策も検討しているということです。

NPBの井原敦事務局長は「開催地の自治体と連絡を取り合い、現時点では有観客で行う方針だ。安全安心を守るため、状況によっては変更していく」と述べました。