“物価 1年前と比べ上がった”と感じた人 7割超 6年ぶり高水準

日銀が行った個人の生活意識に関する調査で、1年前と比べて物価が上がったと感じた人の割合が77%を超え、6年ぶりの高い水準になりました。
ガソリン価格の上昇などが主な要因とみられます。

日銀は、個人の生活意識などを探るため、全国の20歳以上の個人を対象に3か月ごとにアンケート調査を行っていて、今回は12月初めまでのおよそ1か月間で2216人から回答を得ました。

それによりますと、今の物価に対する実感が1年前と比べて「上がった」と答えた人の割合は、前回・去年9月の調査から15.9ポイント増えて77.4%にのぼりました。

これは、2015年12月以来6年ぶりの高い水準で、原油価格の高騰でガソリン価格が上昇したことなどが主な要因とみられます。

また、1年後の物価についても「上がる」と答えた人の割合が前回から10.6ポイント増えて78.8%となりました。

一方、1年前と比べて支出が「増えた」と答えた人は33.7%と前回から6.2ポイント増加しました。

日銀は、緊急事態宣言の解除による消費マインドの改善とともにガソリン価格の上昇なども背景にあると分析していて、物価の上昇が家計に影響を与えていることがうかがえます。