脱炭素 大手商社が企業向けに太陽光での電力供給ビジネス

大手商社の間で、企業向けに専用の太陽光発電施設を建設し、電力を供給するビジネスが動き出しています。

伊藤忠商事は、太陽光発電の事業を手がける会社「クリーンエナジーコネクト」に出資し、太陽光による電力を20年の長期契約で企業に直接供給する新たな事業に乗り出します。

この発電事業会社は複数の中小規模の太陽光発電施設を束ねて電力を供給しています。

ことし4月までに関東や東北などの30か所余りで新たに施設を建設し、都内の企業に電力を供給します。

その後、契約先を増やし、2025年までに発電施設の数を全国およそ5000か所に増やす計画です。

伊藤忠商事再生可能エネルギービジネス課の村上洋一課長は「再生可能エネルギーで電力を直接調達したいという企業のニーズはますます高まっていて、十分な供給体制を構築したい」と話しています。

大手商社ではこのほか、三菱商事が、アメリカのIT大手アマゾンの日本国内の拠点や、コンビニ大手ローソンの一部の店舗向けに、太陽光で発電した電力を供給する計画です。

脱炭素に向けて再生可能エネルギーのニーズが高まる中、大手商社の間でも太陽光による電力を供給するビジネスが動き出しています。