福島県 オミクロン株によるクラスター2件発生 県内で初

福島県は10日、飲酒を伴う会食によるクラスターが2件確認され、両方に参加していた1人がオミクロン株への感染が確認されていることから、県内で初めてとなるオミクロン株によるクラスターが発生したと発表しました。

福島県によりますと、すでに感染が発表されている人のうち、県外での確認を含む6人がことしに入って県内の飲食店で行われた飲酒を伴う会食に参加していたほか、別に9人が別の日に行われた会食に参加していたことが判明し、県は新たなクラスターが2件発生したと発表しました。

このうち1人は両方の会食に参加していて、すでにオミクロン株への感染が確認されているということで、県はいずれもオミクロン株によるクラスターだと発表しました。

福島県内でのクラスターの確認はおよそ3か月前の去年10月16日以来で、オミクロン株によるクラスターは初めてです。

県は濃厚接触者の特定を進めています。