脱炭素 燃料にアンモニア混ぜる技術 インドネシアに導入支援へ

政府は東南アジアでの脱炭素を進めるため、石炭火力発電の割合が高いインドネシアに対して燃やしても二酸化炭素を出さないアンモニアを火力発電所の燃料に混ぜる技術の導入を支援していくことになりました。

脱炭素に向けて二酸化炭素の排出が多い石炭火力発電には国際的な批判が高まっていますが、東南アジアでは石炭火力の割合が高くインドネシアは発電量の6割近くを依存しています。

政府は東南アジアでの脱炭素を進めるため、燃やしても二酸化炭素を出さないアンモニアを火力発電所の燃料に混ぜる技術の導入を支援していくことになりました。

ASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国を訪問している萩生田経済産業大臣が、インドネシアのエネルギー相と覚書を交わすことにしています。

具体的にはこの分野で高い技術を持つ三菱重工業がことし4月からインドネシアの電力会社とともに導入調査に乗り出し、日本政府は資金支援を行います。事業が実用段階に入れば東南アジア全体で数十億ドル規模の市場になると政府では見ています。

日本としては石炭火力から再生可能エネルギーなどにすぐに移行できない国を技術力で支援することで脱炭素化に現実的な答えを出し貢献していく考えです。