萩生田経産相 ASEAN諸国のデジタル人材“日本での就職支援へ”

萩生田経済産業大臣はASEAN=東南アジア諸国連合の加盟国を訪問し、日本企業の競争力強化のため、デジタル分野などに強みをもつ現地の人材5万人を対象に、日本企業への就職を支援する方針を打ち出すことにしています。

萩生田経済産業大臣はASEANに加盟するインドネシアとシンガポール、タイを相次いで訪れ、経済担当の閣僚らと会談します。

そして10日、現地のシンクタンク主催のセミナーで講演し、デジタル分野などに強みをもつ現地の人材の日本企業への就職を国として支援する方針を打ち出すことにしています。

具体的には今後、5年間で5万人を対象に、会社説明会を国主導で開催したり、オンラインによる日本企業のインターンを支援し、企業の理解を深める環境を整えたりすることにしています。

経済成長を続けるASEAN地域には中国など各国の企業が進出し、人材獲得競争が起きています。

政府としては企業の採用活動を支援することで、日本企業の競争力強化をはかるねらいがあります。

また新型コロナの感染拡大で部品や製品の供給網=サプライチェーンの混乱が起きたことから、取り引き先のデータを共有し、リスクを回避する先進事例を100例作り出す目標も打ち出すことにしています。