あす「まん延防止」適用 沖縄の飲食店 “また耐え忍ぶ時期が”

新型コロナウイルスの感染が急拡大している沖縄、広島、山口の3県では、9日から、まん延防止等重点措置が適用され、飲食店に営業時間の短縮などが要請されます。

沖縄県の飲食店からは、今後の営業への影響に不安を訴える声が聞かれました。

9日からまん延防止等重点措置が適用されるのに伴い、沖縄県は飲食店に対し、県の認証を受けている店は午後9時まで、それ以外の店は午後8時までの時短営業を求めます。

県の認証を受けている那覇市の飲食店では緊急事態宣言が解除された去年10月以降客足が徐々に戻り、年末年始は昼から多くの客でにぎわったということです。

しかし、数日前からは客足が一気に遠のいたということで、3連休初日の8日の昼すぎも、客の姿はほとんど見られませんでした。

飲食店経営者の菊原諒さんは「感染者がこれだけ出ているので、重点措置の適用はしかたがないと思います。お客様が減ると売り上げが減るので、また耐え忍ぶ時期が始まるという思いです。コロナが早くおさまってくれればと願うばかりです」と話していました。