全国高校ラグビー 東海大大阪仰星が優勝 国学院栃木に36対5

全国高校ラグビー大会は8日、大阪の花園ラグビー場で決勝が行われ、東海大大阪仰星高校が国学院栃木高校に36対5で勝って、4大会ぶり6回目の優勝を果たしました。

東海大大阪仰星は前半、キャプテンの薄田周希選手がトライを決めて先制しました。
さらにバックスの中俊一朗選手が相手の守備のわずかな隙間を抜け出して、トライを奪うなど得点を重ね、前半を15対5とリードして、折り返しました。

後半は両チームの粘り強い守備が光り、一進一退の攻防となりましたが、後半20分すぎに東海大大阪仰星のフォワード陣がモールでおよそ20メートルを押し込み、最後は奥平一磨呂選手がトライを決めて国学院栃木を突き放しました。

東海大大阪仰星は終了間際にもスピードを生かした攻撃で立て続けにトライを奪って、36対5で勝ち、4大会ぶり6回目の優勝を果たしました。
一方、国学院栃木は今大会、躍進の原動力となった堅い守りが崩されてトライも1つにとどまり、栃木県勢として初優勝はなりませんでした。

東海大大阪仰星 薄田主将「苦しくても楽しもうと声掛け合った」

優勝した東海大大阪仰星高校のキャプテンで、先制のトライを決めた薄田周希選手は「国学院栃木の組織的なディフェンスに対応することができたのが勝てた要因だ。苦しくても楽しもうと声を掛け合っていた」と充実した表情で振り返りました。
そして、「コロナ禍でしんどい状況が続いていたが、最後まで大会をやりきれて、優勝できて最高だ」と笑顔を見せていました。

国学院栃木 白石主将「誇りと悔しさを感じた」

準優勝の国学院栃木高校のキャプテン、白石和輝選手は初戦のプレーで脳しんとうと診断され、大会の規定でその後の試合には出場できませんでした。

白石選手は「選手たちの姿から全国で2チームしか出られない決勝で戦う誇りと勝てなかった悔しさを感じた。よく頑張ったと思うし、後輩たちには日本一に向けて新しいスタートを切ってほしい」とすがすがしい表情で話しました。