北朝鮮 キム総書記 誕生日も報道なし 偶像化を慎重に判断か

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は、8日が誕生日ですが、北朝鮮のメディアは、誕生日について伝えていません。

キム総書記の偶像化をどれくらい進めるか、慎重に判断しているのではないかという見方も出ています。

北朝鮮のキム・ジョンウン総書記は8日が誕生日で、年齢は公表されていませんが、韓国統一省は1984年生まれとしていることから38歳になったとみられます。

8日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、去年までと同様にキム総書記の誕生日について伝えていません。

北朝鮮ではキム総書記の祖父、キム・イルソン(金日成)氏、父親のキム・ジョンイル(金正日)氏の誕生日は「民族最大の祝日」とされますが、北朝鮮のことしのカレンダーでもキム総書記の誕生日は祝日になっていません。

キム総書記は軍の最高司令官に就任してから先月30日で10年となり、権力基盤を強化する一方、長引く経済制裁と新型コロナウイルスへの対策として続けている国境封鎖の影響もあって、国民生活の改善は進んでいないと指摘されています。

また、韓国の通信社、連合ニュースは父親のジョンイル氏の場合、40歳の誕生日で祝日にしたと伝えていて、専門家の間では、北朝鮮としてキム総書記の偶像化をどれくらい進めるか、慎重に判断しているのではないかという見方も出ています。