広島 新型コロナ 検査キット配布に列 感染急拡大で

新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて、広島県ではこれまでより多い12か所のPCRセンターなどが開設され、このうちJR広島駅近くの臨時スポットでは検査キットを受け取ろうと、午前中から多くの人が訪れています。

広島県では急激な感染拡大を受けてその場でPCR検査が受けられるPCRセンターを7日から2か所増やし、合わせて9か所としました。

広島県は検査キットを受け取ることができる臨時スポットを3か所開設していて、このうちJR広島駅の北口の臨時スポットでは、午前7時の受け付け開始を前に、20人ほどが訪れて長い列ができました。
訪れた人たちは担当者の説明を聞いて、次々に検査キットを受け取っていました。

訪れた50代の男性は「職場の従業員に濃厚接触者が出たので、検査キットを受け取りに来ました。ほかの人に迷惑をかけるのは防ぎたいので、感染対策に気をつけたい」と話していました。

広島県によりますと、8日の検査は9か所あるPCRセンターのいずれの会場も予約で埋まっているということです。